カロリー計算しているのに痩せない4つの理由と、食事管理アプリの限界
毎日きちんとカロリーを記録している。目標カロリーも下回っている。それなのに体重が動かない。ダイエットのご相談でいちばん多いのがこのパターンです。
原因はたいてい、意志の強さではなく記録と評価の仕組みにあります。この記事では、横浜・日吉でパーソナルジムを運営し、会員のカロリー記録を毎日確認している立場から、痩せない理由を4つに整理します。
① 記録できていない分が、1日300kcalある
まず疑うべきは記録漏れです。
調理に使った油、ドレッシング、コーヒーに入れた砂糖とミルク、味見、家族の残し物、間食のひとくち。ひとつひとつは小さくても、合計すると1日200~400kcalになることが珍しくありません。
1日300kcalの記録漏れは、1ヶ月で約9,000kcal。体脂肪に換算すると1kg以上です。「減らない」のではなく「減る計算になっていなかった」だけ、というケースは実際にとても多いです。
対策は目分量をやめること。最初の2週間だけでも、油とソースを計量してみてください。バーコードや写真から登録できるアプリを使えば、記録の手間そのものを減らせます。
② 摂取カロリーは合っていても、中身が合っていない
同じ1,500kcalでも、たんぱく質が50gの日と110gの日では、減る中身が変わります。
たんぱく質が足りない状態で減量を続けると、減る体重のうち筋肉の割合が増えます。体重は落ちたのに見た目が引き締まらない、少し食べただけで戻る、というのはこの状態です。
目安は体重1kgあたり1.2~1.6g。体重55kgなら1日66~88gです。カロリーの合計だけを見ている使い方では、ここが抜け落ちます。
③ 停滞を「失敗」と誤解して、やり方を変えすぎている
順調に減っていた体重が2週間動かない。ここで多くの方が、さらに食事を減らすか、逆に諦めてしまいます。
体重は水分・グリコーゲン・便・ホルモン周期で1~2kg簡単に上下します。特に女性は月経周期の影響が大きく、1~2週間の停滞は珍しくありません。
見るべきは日々の増減ではなく、2週間単位の平均値です。平均が本当に動いていないと確認できてはじめて、設定を変える意味があります。
④ 数字を見て判断する人が、自分しかいない
これが最大の落とし穴です。
記録は取れている。数字も並んでいる。しかし、その数字が何を意味し、次に何を変えるべきかを判断するのは、専門知識と客観性が要る作業です。自分のデータを自分で評価すると、うまくいっていない時ほど、都合よく解釈するか、必要以上に厳しくするかのどちらかに振れます。
アプリは記録の道具であって、判断の代わりにはなりません。ここが「アプリだけでは痩せない」と言われる本当の理由です。
参考:CLEAN.が使っている仕組み
当ジムでは、この4つを潰すために専用のカロリー管理アプリを使っています。
2万件以上の食品データ、バーコード読み取り、写真からの登録に対応し、体重と歩数も同じ画面で一元管理します。データベースにない食品は、登録リクエストを出せます。
そのうえで、トレーナーが会員一人ひとりの記録をすべて確認し、2週間に一度まとめてフィードバックします。科学的なデータと、現場で身体を見ているトレーナーの目。この2軸で「次の2週間で何を変えるか」をお伝えします。
ジム会員は追加料金なしで利用でき、通うのが難しい方はオンライン会員(月額11,000円)でも同じアプリとフィードバックを受け取れます。
まとめ
カロリー計算しているのに痩せないとき、疑う順番は次のとおりです。
記録漏れがないか。たんぱく質が足りているか。2週間平均で見て本当に止まっているか。そして、その数字を評価してくれる人がいるか。
はじめの3つは今日から自分で直せます。4つ目だけは、仕組みを用意する必要があります。
日吉のパーソナルジムに通うのが難しい方は、横浜のオンラインパーソナルトレーニング・オンライン食事指導(CLEAN.Online)もご検討ください。