日吉でジムを選ぶとき、どの種類を選べばいいのか

「日吉でジムを探しているんですが、種類が多すぎて、どこを見て決めればいいのか分からなくて」

日吉の体験トレーニングで、実際にうかがった言葉です。検索結果を上から順に開いても、出てくるものの形がばらばらで比べようがない。そうおっしゃる方は少なくありません。同じ「ジム」という一語で呼ばれていても、売っているものが違うのですから、比べにくいのは当然です。

この記事では、日吉で見かける施設を、パーソナルジム、24時間営業のジム、公共のスポーツ施設、整体やリラクゼーションという四つの業態に分けて、それぞれ何を買う場所なのか、どういう目的に向いていて、どこでつまずきやすいのかを並べます。店名は出しません。相場の金額も書きません。確認していない外部の数字を書かない方針のためで、代わりに費用の「考え方」を整理します。最後に、私たちがやっている女性専用・完全個室のパーソナルジムがどういう方に向き、どういう方には合わないのかも正直に書きます。

「ジム」という一語が、性質の違う四つを指しています

比べにくさの正体はここにあります。四つの業態は、実際に支払っているものが違います。パーソナルジムは人の時間と判断、24時間営業のジムは場所と設備、公共のスポーツ施設は必要なときだけの場所、整体やリラクゼーションは施術を受けている時間を買っています。

買っているものが違えば、良し悪しの基準も変わります。設備の数でパーソナルジムを評価しても意味がありませんし、指導の手厚さで公共施設を評価するのも筋が違います。最初にやることは、比較表を作ることではなく今いちばん足りていないものは何かを一つ決めることです。場所か、知識と判断か、続ける仕組みか、今ある痛みか。ここが決まると、日吉で見るべき候補は一気に減ります。

パーソナルジム:人の時間と判断を買う

向いているのは、自分で決めるところでつまずいている方です。何をどれだけやればいいのか分からない、フォームに自信がない、食事をどう変えればいいか判断できない。こうした「決められなさ」は、器具を増やしても解決しません。見て、判断して、次を決める人がいて初めて前に進みます。数か月先に予定がある、健康診断で指摘を受けたなど、期限のある目的がある場合も相性がいいと思います。

費用は、1回あたりの単価が高く、通う期間は短めに設計されるのが一般的な形です。入会金、指導料、食事管理、ウェアやタオルの費用が別立てになっている場合もありますので、合計でいくらになるかを先に聞いておくほうが安心です。

つまずきやすい点は三つあります。一つめは終わったあとの設計がないと戻ること。期間中に結果が出ても、習慣が自分のものになっていなければ元に戻ります。二つめは相性で、話が噛み合わないまま続けるのは金額に関係なくつらいものです。三つめは予約で、決まった曜日と時間を確保し続けられるかは通い始めてから効いてきます。確認しておきたい観点は日吉で女性がパーソナルジムを選ぶとき、確認しておきたい5つのことにまとめています。

24時間営業のジム:場所と設備を、自分の時間に合わせて借りる

向いているのは、やることがすでに決まっている方です。種目もフォームも分かっている、今は量をこなす時期だと自覚している。その段階では、好きな時間に入れて器具が揃っている環境がいちばん効率がいいと思います。日吉のように通勤通学の動線が決まっている場所では、行き帰りに寄れるかが継続を左右します。

費用はパーソナルジムとちょうど逆で、1回あたりは安く、その代わり期間の終わりが決まっていないのが基本の形です。月額ではなく「月に何回行ったか」で単価が決まります。

つまずきやすい点は、誰も止めてくれないことに集約されます。重量の決め方もフォームの確認も自分で判断することになり、材料がないまま回数だけ重ねると、効果が出ないか痛みが出るかに寄ります。もう一つは、行かなくなっても支払いだけが続くことです。

公共のスポーツ施設:まず体を動かす習慣をつくる

区や市が運営するスポーツセンター、プール、体育館があり、日吉から通える範囲にも選択肢があります。向いているのは、今はまだ大きく投資したくない方と運動そのものが久しぶりの方です。都度払いで使えることが多く、まず月に数回動くところから始めたい段階には無理のない入口になります。

費用は使った分だけ払う形です。継続の圧力がかからないのは長所でもあり短所でもあり、行かなくても損をしない分、行かない理由がそのまま通ってしまいます。

つまずきやすいのは、利用の条件が施設側の都合で決まることです。開館時間、予約や抽選、混み合う時間帯、器具の種類や台数に制約があり、個別の指導も基本的に含まれません。「安いから」ではなく「今は習慣づくりの段階だから」という理由で選ぶと、次への移り方も自然に決まります。

整体・リラクゼーション:今ある不快感をやわらげる

肩が重い、腰が張る、頭が痛い。こうした状態で日吉のお店を探す方は多いと思います。向いているのは、今この不快感を下げたいという目的がはっきりしている場合です。受けている間と直後の楽さには確かな価値があります。

費用は都度払いが中心で、終わりの時期が自分では決めにくいのが特徴です。楽になる、また戻る、また行く。この往復が続くと支出は積み上がりますので、半年で合計いくら使ったかを一度書き出してみてください。

つまずきやすいのは、体の使い方が変わらないと同じ状態に戻ることです。同じ姿勢と動き方を続けている限り、同じところに負担が戻ります。この往復から出たい方には、日吉で「マッサージを卒業」したい方へが参考になるかもしれません。

なお、どの業態を選ぶ場合でも共通ですが、痛みやしびれ、体調に関わることは、まず医療機関を受診してください。私たちも同じ方針で、まず受診をお願いしています。

費用は「月額」ではなく、三つの数字で見ます

金額は、比較のときにいちばん混乱しやすいところです。次の三つを揃えて初めて、業態をまたいだ比較が成立します。

  • 1回あたりいくらか。月額を、実際に行けそうな回数で割ります。希望ではなく、去年の自分が実際にできた回数で割るのが正直です。

  • 何か月続ける想定か。終わりが決まっているかどうかで、総額の意味が変わります。

  • 表示額以外に何を払うか。入会金、指導料、食事管理、ウェアやタオル、水。別立てのものを足して初めて、比較できる数字になります。

目的から逆算すると、候補は自然に絞れます

  • メニューは組めて、場所さえあればいい。24時間営業のジム。

  • まず月に数回、体を動かす習慣から始めたい。公共のスポーツ施設。

  • 今ある張りや重さを今日やわらげたい。整体やリラクゼーション。痛みが続くなら先に受診です。

  • 判断ごと任せたい。期限のある目的がある。自己流で結果が出なかった、痛みが出た。パーソナルジム。

併用もごく普通の選択肢です。パーソナルジムでフォームと計画を作り、自主トレは24時間営業のジムや公共施設で回す。どれか一つを選ばなければいけないという前提を外すだけで、選択肢は広がります。

では、女性専用・完全個室のパーソナルジムはどういう人に向くのか

向いているのは、まず人目が理由で足が止まってきた方です。鏡の前で動くのが気になる、器具のエリアに入りづらい、運動着になること自体が億劫。これは意志ではなく環境の問題ですから、環境を変えるほうが早く片づきます。完全個室は、その一点を取り除くための設計です。

次に、質問を何度でもしたい方。個室で一対一であれば、「こんなことを聞いていいのか」と考えずにその場で聞けます。そして、自己流で一度うまくいかなかった方。体重が落ちない、同じ場所が痛くなる、続かない。原因は努力の量よりも設計のほうにあることが多いと感じています。

合わない場合も書きます。自分でメニューを組めていて、必要なのは場所だけという方には費用が見合いません。安く済ませたいことが最優先の方にも向きません。人の時間を買う形である以上、1回あたりの金額は施設利用料より高くなります。予約の時間を毎週確保するのが難しい方も続けにくいと思います。そして今ある痛みをすぐに取ってほしい方。これは私たちの領域ではなく、まず受診していただく話です。男性の方は、法人契約と既存会員様からのご紹介のみとしています。

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よくある質問

日吉でジムを選ぶとき、まず何から決めればいいですか。

施設を比べる前に、今いちばん足りていないものを一つ決めてください。場所なのか、判断や知識なのか、続ける仕組みなのか、今ある痛みなのか。ここが決まると候補は一気に絞れます。逆に、ここが曖昧なまま比較表を作っても、決め手が出てきません。

24時間営業のジムとパーソナルジムを、併用してもいいですか。

問題ありません。むしろ理にかなった組み合わせです。パーソナルジムでフォームと計画を作り、自主トレを24時間営業のジムで回す形です。注意点は、自主トレの内容を勝手に足しすぎないことと、何をやったかを共有しておくことの二つです。

腰や肩に痛みがあります。ジムと整体、どちらに行くべきですか。

どちらよりも先に、医療機関の受診をおすすめします。痛みやしびれがある状態は、運動でも施術でも判断が難しい領域です。私たちも、痛みや体調に関わることはまず受診をお願いしています。原因がはっきりしてから、運動に入るほうが結果的に早く進みます。

日吉のCLEAN.の場合

CLEAN. は日吉駅の西口から徒歩3分、中央通り沿いにある日吉の女性専用パーソナルジムです。完全個室で、男性のご利用は法人契約と既存会員様からのご紹介のみとしています。ウェア、シューズ、タオル、水はすべて無料で貸し出しますので、仕事帰りでも手ぶらでお越しいただけます。

代表トレーナーは山際成紀です。大手ジムで日本一を経験しており、解剖学にもとづいて身体の「バグ」を修正する「本質改善」を掲げています。考え方は代表トレーナーについてをご覧ください。歯科医師、理学療法士、鍼灸師とのつながりがあり、必要に応じてご紹介しています。対応は20代のダイエットから60代の機能改善までで、60代の会員様もいらっしゃいます。

月額プランには、毎日のLINEでの食事指導と10日ごとのフィードバックが含まれます。LINEでは写真を送っていただいて内容を見ています。料金は月4回コースが42,000円(税込46,200円)、月8回コースが72,000円(税込79,200円)です。24回分の回数券は211,200円(税込232,320円)で有効期限は180日、こちらにLINEの食事指導は含まれません。入会金は30,000円(税込33,000円)で、これ以外の追加料金はいただきません。サプリメントの販売もしていません。

どのプランが合うかは、3つのプランの違いと料金・プランのページで、1回あたりの金額と期間を見比べてお決めください。

データで見る:続く人と、やめてしまう人の差

ジムの種類を決める前に、知っておいていただきたい数字がいくつかあります。どれも「意志の強さ」ではなく、条件の話です。

  • 20〜40代女性で、週1日以上運動している人は約4割。スポーツ庁の令和6年度の調査では、20代女性43.9%、30代41.0%、40代40.0%でした。同じ年代の男性はいずれも50%を超えています。
  • 運動したいのにできていない人が挙げた理由の1位は「体力がない」(45.2%)。2位は時間、3位はお金でした(同調査)。体力をつけたいのに、体力がないから始められない。この矛盾をほどくには、最初の負荷を今の体力に合わせて下げるしかありません。
  • ジムまでの距離が、通う回数を分けます。米国のデータ会社 Dstillery が約750万台の端末の位置データを分析したところ、月に5回通う人の移動距離は平均約3.7マイル(約6km)、月に1回しか来ない人は約5.1マイル(約8km)でした。たった2kmほどの差です。自宅か職場、毎日の通り道の上にあることを、最優先の条件にしてください。
  • 「自然にできる」までの日数は、中央値で66日。習慣についての研究(Lally ほか, 2010)では、人によって18日から254日まで幅があり、運動は推定91日とほかの行動より長くかかりました。一方で、1日休んだくらいでは習慣化はほとんど崩れないこともわかっています。

日吉は東急東横線・目黒線と、横浜市営地下鉄グリーンラインが通る駅です。綱島・元住吉・日吉本町・高田からはひと駅。距離の条件は、日吉で選ぶ方にとって有利に働きます。

一人で通うか、教わるか:選ぶ「重さ」が変わります

24時間営業のジムとパーソナルジムのいちばんの違いは、料金ではなく「重さを誰が決めるか」です。

筋力トレーニングの経験がある女性46人を調べた研究(Ratamess ほか, 2008)では、自分で重さを選んだとき、パーソナルトレーナーについてもらっている女性は最大挙上重量のおよそ51%、ついていない女性はおよそ42%を選んでいました。トレーナーについてもらっているグループは、筋力そのものも高い傾向でした。

40%台の重さは、多くの方にとって「頑張っている感じはするけれど、体が変わるには少し軽い」重さです。真面目に続けているのに見た目が変わらないときは、メニューより先に、重さとフォームを疑ってみてください。反対に、フォームが身についていて自分で重さを上げていける方なら、24時間営業のジムで十分に結果は出ます。

教わったほうがいいサイン

  • どの重さを選べばいいかわからない、いつも同じ重さのまま
  • トレーニングのあと、狙った場所ではなく腰・首・膝がつらい
  • 3か月以上続けているのに、見た目もサイズも変わらない
  • 産後、ブランク明け、持病があるなど、体の状態に配慮が必要
  • 一人だと予定があと回しになってしまう

体験・見学で、必ず聞きたい10のこと

ホームページの言葉は、どこも似ています。違いがわかるのは、体験の場で質問したときです。

  1. 月額以外にかかるお金は何か。入会金、食事指導、ウェア・タオル、プロテイン、事務手数料。
  2. 最低契約期間と、途中でやめるときの条件。
  3. 通いたい曜日・時間帯に、予約は取れるか。
  4. 担当は固定か、毎回変わるか。
  5. 食事の指導は、どの頻度で、何を見てもらえるか。写真か、記録か、数字か。
  6. 糖質制限など、極端な食事制限を前提にしていないか。やめた途端に戻る原因になりやすいところです。
  7. 痛みや持病があるとき、どう対応するか。医療機関との連携があるか。
  8. コースが終わったあと、どうなるか。継続の料金と、一人で続けるための準備。
  9. 体験当日に、入会を急がされないか。「今日だけ半額」は、判断を急がせるためのことも多いものです。
  10. このジムが「向いていない人」は誰か。正直に答えてくれるかどうかで、信頼できるかがわかります。

参考にした資料

  • スポーツ庁「令和6年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査」(2025年3月公表)
  • Lally P, van Jaarsveld CHM, Potts HWW, Wardle J. How are habits formed: Modelling habit formation in the real world. European Journal of Social Psychology. 2010;40(6):998–1009.
  • Ratamess NA, Faigenbaum AD, Hoffman JR, Kang J. Self-selected resistance training intensity in healthy women: the influence of a personal trainer. Journal of Strength and Conditioning Research. 2008;22(1):103–111.
  • Dstillery. ジム利用者の移動距離と来店頻度に関する位置データ分析(米国、約750万台の端末データ)

まとめ

日吉で「ジム」と検索して出てくるものは、同じ言葉で呼ばれているだけで、売っているものが違います。どれが優れているという話ではなく、今の自分に足りていないものがどれか、という話です。

費用は、月額を横に並べても比較になりません。1回あたりいくらか、何か月続ける想定か、表示額以外に何を払うか。回数は、希望ではなく実績で見積もってください。

私たちがやっているのは、女性専用・完全個室のパーソナルジムです。人目が理由で足が止まってきた方、何度でも質問したい方、自己流でうまくいかなかった方には向いていると思います。反対に、メニューを組めて場所だけあればいい方、費用を最優先にしたい方、毎週の時間を確保しにくい方には向きません。合わないときに合わないと申し上げるほうが、お互いに早いと考えています。

迷っている段階でも構いません。一度お話をうかがって、別の選択肢のほうが合いそうなら、そうお伝えします。体験トレーニングのご案内は、その判断材料をお渡しする時間です。

日吉まで通うのが難しい方には、オンラインのご案内もあります。横浜のオンラインパーソナルトレーニング・オンライン食事指導(CLEAN.Online)では、同じ考え方で計画を作り、食事の記録を見ています。通う時間が取れない場合の、もう一つの選択肢としてご検討ください。

- CLEAN.

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