日吉でジムを選ぶ前に。「週にどれだけ動けばいいか」から逆算する
日吉駅は、東急東横線・目黒線・東急新横浜線と、横浜市営地下鉄グリーンラインの4路線が集まる駅です。人が集まるぶん、ジムの選択肢も多い。総合フィットネスクラブ、24時間ジム、パーソナルジム、ピラティスやヨガのスタジオ、整体やリラクゼーション。日吉本町や綱島、元住吉まで広げれば、さらに増えます。
この状態で「どこが良いか」から考え始めると、たいてい決まりません。比較の軸がないからです。
この記事では、順番を逆にします。先に「週にどれだけ動く必要があるのか」を決めて、それを満たせる場所はどれか、という選び方です。国が示している目安があるので、感覚で決めずに済みます。
国が示している「量」は、意外と具体的です
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、成人に対して次の3つを挙げています。
ひとつめ。歩行またはそれ以上の強度(3メッツ以上)の身体活動を、週23メッツ・時以上。これは1日あたり約8,000歩以上に相当するとされています。
ふたつめ。3メッツ以上の「運動」を週4メッツ・時以上。息が弾み汗をかく程度の運動を、週60分以上という目安です。
みっつめ。筋力トレーニングを週2〜3日。
この3つは別々の欄です。よく混同されますが、「1日8,000歩歩いているから筋トレの欄も埋まっている」ことにはなりません。
日本人女性の現在地は、8,000歩に届いていません
厚生労働省の令和6年(2024年)国民健康・栄養調査では、20歳以上女性の平均歩数は6,495歩、20〜64歳に限ると7,287歩でした。男性は総数7,763歩、20〜64歳で8,564歩です。
働いている世代の女性で、目安まで約700〜1,500歩。距離にして10分前後の歩行です。ここは、実はジムに行かなくても埋められる欄です。日吉から綱島まで歩く、駅からの帰りに一駅分遠回りする、といった話で足ります。
逆に言えば、この欄を埋めるためだけに月額を払うのは、費用対効果が良くありません。
ジムでしか埋まりにくいのは「筋力トレーニング 週2〜3日」の欄です
歩数と有酸素の欄は、生活の中で何とかなります。自宅でもできます。
筋トレの欄だけは事情が違います。自重では負荷の刻みが作れず、続けるほど「もう効かない」状態に入ります。器具があっても、どの種目をどの重さで何回やるかを自分で設計し続けるのは、かなり専門的な作業です。
ジムを検討する理由があるとすれば、ほとんどの場合ここです。
そして必要な量は、思っているより少なくて済みます。オフィスワーカー447人を20週間追跡したランダム化比較試験(2012年)では、週合計60分の筋力トレーニングを、週1回60分・週3回20分・週9回7分の3通りに分けて比較しました。どの分け方でも、対照群より有意に効果が出ています。
週にトータル1時間。まとめても刻んでもよい。この数字を持っていると、プランの選び方が変わります。
減量が目的なら、ここは外せません
体重を落とすのが目的の場合、「有酸素だけ」「食事だけ」で始める方が多いのですが、ここには具体的な代償があります。
62件のランダム化比較試験・4,429人を統合したネットワークメタ解析(2025年)では、カロリー制限のみのグループは、対照群と比べて除脂肪量(筋肉など)が1.66kg有意に減っていました。中強度のレジスタンストレーニングや複合運動を併用した群では、有意差がありませんでした。
除脂肪量の維持という観点では、「カロリー制限のみ」は比較された全手法の中で最下位でした。
体重計の数字は同じように下がっても、中身が違います。減量が目的であればあるほど、筋トレの欄は外せない、というのが結論です。
日吉で選べるジムの「種類」と、埋まる欄・埋まらない欄
ここまでの3つの欄を持って、種類ごとに見ていきます。個別の店舗名は挙げません。同じ業態でも中身が違いますし、条件は変わるからです。
総合フィットネスクラブ。マシン、スタジオ、プールがそろっていることが多く、有酸素の欄は確実に埋まります。筋トレの欄は、マシンの使い方と設計を自分で組めるかどうかで結果が分かれます。スタジオプログラムがあるので、続ける動機は作りやすいほうです。
24時間ジム。時間の制約が最も少なく、料金も抑えやすい。歩数・有酸素・筋トレのすべてを物理的には満たせますが、設計と継続はすべて自分の責任になります。すでにトレーニング歴がある方には合理的な選択です。
パーソナルジム。筋トレの欄を、設計込みで人に任せる形です。週1〜2回の予約が入るので、続ける仕組みが外側にあります。単価は高くなります。歩数の欄は埋まらないので、そこは自分で持つ必要があります。
ピラティス・ヨガスタジオ。姿勢や体幹の使い方、可動域に強みがあります。ただし、漸進的に負荷を上げていく意味での筋力トレーニングとは目的が異なります。筋トレの欄が埋まるかどうかは、プログラムの内容次第です。
整体・リラクゼーション。症状を和らげる目的では有効ですが、上の3つの欄はどれも埋まりません。併用するものであって、置き換えるものではない、という整理が正確です。
選び方は、結局この順番です
まず、3つの欄のうち、自分がいま埋められていないのはどれかを決める。次に、その欄を埋められる種類はどれかを見る。最後に、通える距離と続けられる金額で絞る。
この順番だと、「安いから」「近いから」だけで決めて半年後にやめる、という結末を避けやすくなります。
参考:日吉のCLEAN.の場合
比較の材料になるよう、当ジムの位置づけも書いておきます。
日吉駅 西口から徒歩3分、女性専用・完全個室のパーソナルジムです。男性は法人契約と、既存会員様からのご紹介のみお受けしています。ウェア・シューズ・タオル・水は無料でお貸しするので、手ぶらで通えます。
埋められる欄は、筋力トレーニングの週2〜3日と、食事です。歩数の欄は、当ジムでは埋まりません。そのかわり会員アプリで歩数を記録していただき、落ちていれば指摘します。ここを他人任せにしないほうが、結果は安定します。
月額プランには毎日のLINE食事指導と、10日ごとのフィードバックが含まれます。プロテインやサプリメントの販売はしていません。
料金は月4回コース(週に一度)が42,000円(税込46,200円)、月8回コース(週に二度)が72,000円(税込79,200円)。24回分の回数券は211,200円(税込232,320円・有効期限180日)で、こちらに毎日のLINE食事指導は含まれません。入会金は30,000円(税込33,000円)で、事務手数料や更新料はありません。月額プランに最低継続月数の縛りと違約金はありません。割引もキャンペーンもしていません。
詳細は料金・プランのページに、選び方の観点は日吉でパーソナルジムを選ぶときのページにまとめています。
まとめ
日吉はジムの選択肢が多い街です。だからこそ、先に「週にどれだけ動くか」を決めたほうが早く決まります。
目安は、1日約8,000歩、息が弾む運動を週60分以上、筋力トレーニングを週2〜3日。3つは別の欄です。
働く世代の女性の平均歩数は7,287歩で、歩数の欄は生活の中で埋められます。ジムを検討する本当の理由は、たいてい筋トレの欄です。そして減量が目的なら、この欄を空けたままでは筋肉から減っていきます。
どの種類を選ばれるにしても、埋めたい欄がはっきりしていれば、大きく外すことはありません。
日吉に通うのが難しい方は、横浜のオンラインパーソナルトレーニング・オンライン食事指導もご検討ください。
出典
厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」/厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」/Andersen CH ほか, British Journal of Sports Medicine, 2012/Xie Y ほか, Frontiers in Nutrition, 2025
よくある質問
Q. ジムには週に何回通えばいいですか?
A. 目的によりますが、体型を変える目的なら週1回でも変わります。CLEAN. でいちばん多く選ばれているのも月4回(週に一度)です。
Q. 週1回で足りない場合はどうすればいいですか?
A. 通う回数を増やす前に、日常の歩数と食事を整えるほうが効率的です。会員アプリで歩数と体重が自動で記録されます。
Q. 運動時間は1回どのくらい必要ですか?
A. CLEAN. のセッションは1回1時間です。いちばん多く選ばれている頻度は月4回(週に一度)で、週に一度なら前回直した動きを忘れる前に次が来ます。
関連ページ:日吉のジムの選び方(3種類の違い)/日吉でパーソナルジムを選ぶときに見るべき5点/料金・プラン/体験トレーニング